2025年はどんな年?

2025年・令和7年が始まりました。

21世紀もすでに四半世紀にさしかかり、時の早さを感じますね。

今年はどんな年になるのでしょうか。

2025年は乙巳(きのと・み)

2025年は巳年。

干支のヘビを取り入れようとして年賀状の図柄に苦心した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その姿や毒のあるイメージから、苦手とされている方も多いですね。

しかし一方で、へびは脱皮して大きくなっていくことから、成長のシンボルとされ、縁起物のひとつともなっています。

さらにくわしく、十干十二支であらわすと2025年は乙巳(きのと・み)の年となります。

十干は古代中国で生まれた考え方で、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素で構成されているものです。

性質として五行(木・火・土・金・水)に分けられ、それぞれ陰陽があります。

また、十二支にも陰陽五行があてられます。

この十干と十二支を組み合わせると60通り。

60歳を還暦と称するのは、60年の暦がひとまわりするからです。

乙巳を十干十二支の考え方で読み解くと、乙(きのと・おつぼく)は、「木」「陰」にあたり、イメージとしてはしなやかな草花。

巳(み)のほうは陰陽五行では「火」「陰」です。

木と火は相性がよいことから、物事が順調に進みやすい組み合わせだとされています。

乙巳の年は十干十二支や陰陽五行の考え方からみると、「草花が伸びて広がるように、のびやかに成長していく年」となるそうです。

2025年が乙巳らしい年になるといいですね。

辰巳天井は本当?

株式相場には「辰巳天井」という格言があります。

これは、辰年から巳年には株価が上がる(天井に達する)という意味です。

実際の株価は干支に連動しているわけではありませんから、科学的な根拠はありません。

しかし、過去には確かに株価上昇がめざましかった巳年があります。

1989年の巳年、時はバブル絶頂期で株価上昇が続き、年末の終値は3万8915円87銭をつけました。

この年末終値は、2024年末の3万9894円54銭によって更新されるまで、35年間も「天井」となっていたのです。

前回の巳年である2013年も株価は右肩上がりでした。

第2次安倍内閣のもと異次元の金融緩和が始まった年で、アベノミクス相場と言われたりもしていましたね。

中には株価が下がった巳年もありますが、これまでのところ巳年相場は上がったことのほうが多くなっています。

辰年だった昨年の株価は乱高下して最終的には高値をつけましたが、2025年の巳年はどうなるでしょう。

今のところ、全体的には株価上昇の予測が多く見られるようです。

「辰巳天井」が実現するのか気になるところです。

2025年の広島

さて、2025年は広島・長崎への原爆投下と太平洋戦争の終結から80年の節目の年です。

当時のことを知る方々も少なくなってしまいましたが、過去のあやまちを繰り返さぬよう、私たちは80年前を振り返り、現在と未来の平和へとつないでいかなくてはなりません。

広島県には今、国内外から多くの観光客が訪れています。

辛い過去ばかりでなく、今の広島の魅力も注目されていると思うとうれしくなります。

一方でオーバーツーリズムの問題も生じており、インバウンドの増加は喜んでばかりもいられませんが、地元の人も他地域からのお客様も快適に楽しく過ごせる土地であってほしいですね。

3月には新しい広島駅ビルが開業しますし、地域経済はますます活発化することが予想されます。

広島駅ビルのみならず、建設、建築のプロジェクトは全国各地で計画され、進行しています。

2025年が成長と発展の年であることを願っています。

人手不足は全国共通の問題ですが、その解決のために、業務委託はお役に立てると思います。

BIM、積算の分野でお困りのことがありましたら、ぜひBuilding Information Modeling 株式会社へお声をおかけください。

Building Information Modeling 株式会社は開業2年目を迎えましたが、へびのように脱皮し、成長していきたいと思っております。